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XM 定型チャート保存方法|必見のXMテンプレ解説

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XM 定型チャート保存方法 を正しく理解しておくと、毎回インジケーターや色設定をやり直す手間が大幅に減り、XMのMT4・MT5でのトレード効率が一気に上がります。特に複数通貨ペアや時間足を監視するトレーダーにとって、「テンプレート(定型チャート)」と「プロファイル」を使いこなすことは必須級のスキルです。

この記事では、XMのMT4/MT5でのテンプレート保存手順から、よくある失敗例、実戦的なテンプレ構成例まで、初心者でも迷わないように丁寧に解説します。

目次

XM 定型チャート保存方法の基本:テンプレートとは?

まずは「定型チャート(テンプレート)」が何かを整理しておきましょう。

定型チャート(テンプレート)とは?

テンプレートは「チャートの見た目やインジケーター設定一式を保存したファイル」のことです。
具体的には、以下のような項目が保存されます。

– チャートの配色(ローソク足の色、背景色、グリッドの有無など)
– インジケーターの種類とパラメーター設定
– 追加したオブジェクトの一部(トレンドライン、水平線など)
– ウィンドウ構成(サブウィンドウのRSI、MACDなど)

一度テンプレートを作れば、別の通貨ペアや時間足に対しても「ワンクリックで同じ環境」を呼び出せます。

テンプレートとプロファイルの違い

混同しやすいのが「プロファイル」との違いです。

テンプレート(定型チャート)
→ 1つのチャートウィンドウの設定一式を保存
(インジ、色、スケールなど“1枚分”)

プロファイル
→ 複数チャートの配置や銘柄の組み合わせを丸ごと保存
(ドル円+ユロドル+ポンドドル…といった“レイアウト全体”)

この記事では主にテンプレートにフォーカスしつつ、必要な部分でプロファイルも触れていきます。

XM 定型チャート保存方法(MT4版)手順をステップ解説

XMのMT4では、定型チャート(テンプレート)の保存方法はとてもシンプルです。まずは基本の手順から。

1. 好みのチャートを作る

テンプレートにしたい「完成形のチャート」をまず作ります。

– 時間足を選択(例:M5、H1、H4など)
– ローソク足/バーチャート/ラインチャートの切り替え
– 色設定の変更(背景黒、ローソク足白・青など)
– グリッドの表示/非表示(右クリック → グリッド)
– 表示したいインジケーターを挿入
例:移動平均線、ボリンジャーバンド、RSI、MACDなど
– 不要なデフォルトインジケーターの削除

ここでのポイントは、「あとから使い回したい形」まで一気に仕上げてしまうことです。

2. 定型チャートとして保存する

チャートが完成したら、いよいよテンプレ化です。

1. 対象チャート上で右クリック
2. 表示されたメニューから 「定型チャート」→「定型として保存」 をクリック
3. 任意のファイル名を入力(例:
– `Scalping_M5.tpl`
– `Swing_H4.tpl`
– `Clean_Chart.tpl` など)
4. 「保存」をクリックして完了

これで、同じ設定を他のチャートにもすぐ適用できるようになります。

3. 保存したテンプレートを別チャートに適用する

保存したテンプレートを使う手順も覚えておきましょう。

1. 適用したいチャートを開く(別通貨ペア・別時間足でOK)
2. そのチャート上で右クリック
3. 「定型チャート」→ リストから保存したテンプレート名を選択

これで、数秒で同じインジ・配色が反映されます。

XM MT5での定型チャート保存方法もほぼ同じ

XMでは、MT5でもほぼ同じ感覚でテンプレートを扱えます。

MT5でのテンプレート保存手順

1. MT5でチャートを好みの状態にカスタマイズ
2. チャート上で右クリック
3. 「テンプレート」→「テンプレートの保存」 をクリック
4. ファイル名を入力し保存

適用方法も同様に、

– 右クリック → 「テンプレート」→ 保存した名前を選ぶ

これだけです。
MT4との違いは、メニュー表記が「定型チャート」ではなく「テンプレート」になっている程度です。

初心者でも失敗しないXMテンプレの作り方

単に「保存する」だけでなく、最初のテンプレ構成を工夫しておくと、その後の運用がかなり楽になります。

1. 目的別にテンプレートを分けておく

1つのテンプレにすべて盛り込むよりも、「用途別」に分けた方が使いやすくなります。

例:スキャルピング用

– 時間足:M1, M5中心
– インジケーター
– 短期EMA(5, 10, 20など)
– ボリンジャーバンド(±2σ)
– 価格の見やすい色(背景黒+ローソク足明るめ)

ファイル名例:`Scalping_M5.tpl`

例:デイトレ/スイング用

– 時間足:H1, H4, D1中心
– インジケーター
– 中長期MA(50, 100, 200)
– RSIやMACDなどトレンド・モメンタム確認系
– 水平線・トレンドラインを引きやすい配色

ファイル名例:`Swing_H4.tpl`

例:環境認識用(超シンプル)

– 余計なインジは一切入れない
– ローソク足+サポレジラインのみ
– ロウソクの形と値動きに集中するための「裸チャート」

ファイル名例:`Price_Action.tpl`

こうして名前から用途がイメージできるようにしておくと、テンプレ選びで迷いません。

2. テンプレ名はルールを決めておく

テンプレ数が増えたときに管理しやすくするため、以下のようなルールを作ると便利です。

– 先頭に「用途」+「時間足」
– `Scalp_M1.tpl`
– `Scalp_M5.tpl`
– `Swing_H4.tpl`
– インジ構成を略記
– `BB_RSI.tpl`
– `MA3line.tpl` など

自分で見て一瞬で用途が分かる名前にしておきましょう。

「デフォルトテンプレ」の設定で作業時間をさらに削減

XMのMT4では、“default.tpl”という名前でテンプレートを保存すると、新規チャートを開くたびにその設定が自動適用されます。

デフォルトテンプレの設定手順(MT4)

1. いつも最初に使いたいチャート設定を作る
2. 右クリック → 「定型チャート」→「定型として保存」
3. ファイル名を `default.tpl` にする(半角英字、スペルミスに注意)
4. 保存

以後、「新規チャート」を開いたとき、このdefault.tplが自動で反映されます。

– 例:
– 背景黒・グリッド非表示・移動平均線3本入り
– ローソク足が太く見やすい設定 など

毎回「定型チャート→○○」を選ぶ手間がなくなり、地味に大きな時短効果があります。

XMのテンプレート活用でよくあるトラブルと対処法

テンプレ自体はシンプルな機能ですが、意外とありがちなつまずきポイントがあります。

1. 「テンプレートが見つからない/表示されない」

考えられる原因:

– 保存したつもりが、実は保存できていない
→ 保存時にエラーや別フォルダを選んでいないか確認
– ファイル名に日本語や特殊記号を使ってトラブル
→ 基本は「半角英数字+_(アンダーバー)」推奨
– MT4/MT5を再起動しておらず、リスト更新されていない
→ 一度ターミナルを再起動して再チェック

2. カスタムインジケーターが反映されない

テンプレートは「設定」を保存しますが、そもそもそのインジケーターがMT4/MT5側にインストールされていないと、適用時にエラーになることがあります。

– 別PCにテンプレートだけ移した場合
– XM以外の口座のMT4/MT5に持っていった場合など

対処:

1. 使用しているカスタムインジケーター(`MQL4/Indicators`フォルダ内など)も一緒にコピー
2. 移行先のMT4/MT5の同じフォルダへ配置
3. プラットフォームを再起動してからテンプレを適用

3. 古いテンプレが増えすぎてカオス状態に

テンプレを試行錯誤していくと、どうしても使わないものが溜まりがちです。

– 定期的にテンプレ一覧を整理する
– 使っていないテンプレートファイルをフォルダから削除
– バージョン番号を付けて管理(`Scalp_M5_v1` → `v2`など)

MT4の場合
`ファイル → データフォルダを開く → templatesフォルダ` 内にテンプレが保存されています。不要な `.tpl` をここから削除可能です。

XMテンプレとプロファイルを組み合わせる応用テクニック

テンプレートに慣れてきたら、プロファイルと組み合わせることで、さらに作業効率を上げられます。

1. 通貨ペア別のワークスペースを作る

– 「ドル円用プロファイル」
→ ドル円のM5、H1、H4、D1を並べたレイアウト
– 「ユーロドル用プロファイル」
→ ユロドルのM15、H1、H4など

それぞれのチャートには、用途に合わせたテンプレート(スキャル、スイング、環境認識用など)を適用しておきます。

プロファイルの保存は:

1. チャートレイアウトを作る
2. 「ファイル → プロファイル → 名前を付けて保存」

これで、通貨ペアごとの「完全部屋」をワンタッチで切り替え可能になります。

2. 時間足セットごとのプロファイル

– 「短期監視用」
→ 全通貨M1〜M15を並べてスキャルに集中
– 「日足・週足環境認識用」
→ D1・W1チャートを並べた俯瞰用画面

こうした使い分けに、テンプレートを組み合わせていくと、MT4/MT5が一気に「専用トレードツール」になります。

テンプレートを作るときの実戦的ポイント

最後に、実際のトレード現場で使える“ひと工夫”をまとめておきます。

1. 必要最低限に削る勇気を持つ

インジを詰め込みすぎると、

– 画面が見づらくなる
– サインが増えすぎて判断が鈍る
– 結局どれを信じていいか分からなくなる

といった弊害が出ます。
「このテンプレの目的は何か?」を意識して、インジは本当に必要なものだけに絞るのがおすすめです。

2. 色や太さは“瞬時に認識できるか”で決める

– トレンド方向を示すMAは太めに
– 補助的なラインは細く淡い色に
– 損切り・利確ライン用の水平線は目立つ色に

実際に数分眺めてみて、「パッと見で判断できるか」を基準にしましょう。

3. スマホ版との見た目もある程度そろえておく

XMのモバイルアプリ(MT4/MT5)はPC版ほど細かくは作り込めませんが、
– 背景色
– 足の色
– 主要インジ

などをPC版のテンプレと近づけておくと、外出先でチャートを見たときも違和感なく分析できます。

まとめ:XM 定型チャート保存方法を身につけて“いつものチャート”を一瞬で再現

ここまでのポイントを整理します。

テンプレート(定型チャート)は「1枚のチャート設定一式」を保存する機能
– XMのMT4/MT5では、
– チャートをカスタマイズ
– 右クリック → 「定型チャート/テンプレート」→「保存」で完了
– 用途別(スキャル、スイング、環境認識など)に複数テンプレを作ると便利
– `default.tpl` を使えば「新規チャート=いつもの設定」に自動化できる
– カスタムインジ使用時は、別PCへ移す際にインジ本体のコピーも忘れずに
– プロファイルと組み合わせると、通貨ペア別・時間足別の“専用ワークスペース”を作れる

テンプレートを使いこなせば、「毎回同じインジを入れ直す」「色を変える」といった単純作業から解放され、本来集中すべき“相場分析そのもの”に時間と集中力を割けるようになります。

まずは、自分のトレードスタイルに合った「基本テンプレ」1つから作ってみて、そこから用途別に枝分かれさせていくやり方がおすすめです。

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