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XMチャート設定方法:見やすくする必須テクニック

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XMチャート設定方法:見やすくする必須テクニック を理解しておくと、エントリーや決済の精度が一気に変わります。同じチャートでも「見づらい状態」と「整理された状態」では、得られる情報量と判断スピードに大きな差が出るからです。この記事では、XM(エックスエム)のMT4/MT5チャートを使いやすく、視認性の高い状態に整えるための実践的な設定方法を、初心者にもわかりやすく解説します。

XMで使えるチャート環境の基本(MT4・MT5)

XMでは主に以下のチャートツールが使われます。

– XM MT4(PC版・スマホアプリ)
– XM MT5(PC版・スマホアプリ)
– XMのWebトレーダー(ブラウザ上)

基本的な設定の考え方はMT4もMT5もほぼ同じです。
以下ではPC版MT4/MT5をベースに解説しますが、スマホ版でも似た項目が多いので、考え方はそのまま応用できます。

XMチャート設定方法:見やすくする必須テクニック【全体像】

まずは、見やすいチャートにするための「チェックリスト」を整理しておきましょう。

1. チャートタイプの選択(ローソク足・バーチャート・ライン)
2. 色の設定(背景色・ローソク足・グリッドのON/OFF)
3. 時間軸(タイムフレーム)の整理
4. インジケーターの厳選と整理
5. テンプレート保存で再利用
6. 複数チャートのレイアウト管理
7. スマホ版チャートの最適化

それぞれを順番に整えていけば、「ごちゃついたチャート」から「一目で判断できるチャート」に変えていけます。

1. チャートタイプを決める:ローソク足を基本にする

ローソク足が多くのトレーダーに選ばれる理由

XMのMT4/MT5には、以下の3種類のチャートタイプがあります。

– バーチャート
– ローソク足チャート
– ラインチャート

多くのトレーダーが利用するのはローソク足チャートです。理由は、

– 始値・高値・安値・終値が「ひと目」でわかる
– ローソク足のパターン(ピンバー、包み足など)で相場心理を読み取りやすい
– 教材や解説もほとんどがローソク足前提で作られている

からです。

設定手順(MT4/MT5)

1. チャート上部のツールバーから
– 「ローソク足のアイコン」をクリック
または
– メニュー「チャート」→「ローソク足」を選択

2. バーチャートやラインチャートになっている場合は、ローソク足に切り替える

ローソク足を基本に、のちほど色や太さを調整していきます。

2. 見やすさの土台:色と背景を整える

背景色は「白」か「黒」に統一

背景がチカチカすると、それだけで目が疲れます。
多くのトレーダーは以下のどちらかに統一しています。

– 背景:白基調(明るいモニターが好きな人向け)
– 背景:黒基調(暗い部屋・長時間作業向け)

どちらでも構いませんが、一度決めたら原則その配色で固定すると認識が安定します。

チャートの色を変更する手順

1. チャート上で右クリック →「プロパティ」を選択
2. 「色の設定」タブ(MT5では「カラー」)を開く
3. 以下の項目を自分用に調整

おすすめ例(黒背景の場合):

– 背景:Black(黒)
– 前景(スケール・日付・価格):White(白)
– グリッド:None または DarkSlateGray(薄いグレー)
– 上昇ローソク足(陽線):Lime(明るい緑)または Blue
– 下降ローソク足(陰線):Red もしくは Tomato
– ローソクの枠線:上昇は同色・下降も同色で統一
– チャートのライン:White か LightGray

おすすめ例(白背景の場合):

– 背景:White
– 前景:Black
– グリッド:None または Gainsboro(淡いグレー)
– 上昇ローソク足:Blue または Green
– 下降ローソク足:Red
– ローソク枠線:Black か ローソクと同色
– チャートライン:Black か Gray

グリッドは基本「非表示」

デフォルト状態ではグリッド(格子線)が表示されていることが多いですが、
価格の節目が見えにくくなる原因になりやすいので、非表示をおすすめします。

– チャート上で右クリック →「グリッド」のチェックを外す
または
– ショートカットキー:`Ctrl + G`

必要なときだけ表示・非表示を切り替えるとよいでしょう。

3. 時間足(タイムフレーム)を絞る

すべての時間軸を使おうとしない

MT4/MT5には多くの時間足があります。

– M1, M5, M15, M30, H1, H4, D1, W1, MN

しかし、全部をフル活用する必要はありません。
むしろ観察する時間足を絞った方が、迷いが減ります。

トレードスタイル別のおすすめ時間足

– スキャルピング:
– メイン:M1 / M5
– 補助:M15 / H1

– デイトレード:
– メイン:M15 / M30 / H1
– 補助:H4 / D1

– スイングトレード:
– メイン:H4 / D1
– 補助:W1 / MN

自分のスタイルに応じて、「メインで見る時間足」と「大局を確認する時間足」を2~3個に絞ると、判断がスムーズになります。

4. インジケーターは「最小限+目的別」に

入れすぎは逆効果

XMのMT4/MT5には、標準で多くのインジケーターが搭載されていますが、
あれもこれも表示すると、チャートが一気に見づらくなります。

よくある失敗例:

– 上に移動平均線が5本
– 下にMACD、RSI、ストキャスティクス、CCI…とインジがぎっしり

この状態では、どこを見て判断すればよいのか分からなくなり、
むしろエントリーの自信が持てなくなります。

目的別・最小限の組み合わせを決める

インジケーターは「役割」で絞り込むと整理しやすくなります。

例:トレンドフォロー用のシンプル構成

– 移動平均線(MA):短期・中期・長期(2~3本まで)
– MACD または RSI:トレンドの強さや勢いを確認する用

例:レンジ戦略用の構成

– ボリンジャーバンド(BB):±2σ を目安に
– RSI または ストキャスティクス:売られ過ぎ・買われ過ぎの確認

ポイントは「同じ役割のインジを複数並べない」こと。
トレンド系(移動平均線・一目均衡表など)は1種類、
オシレーター系(RSI・ストキャスなど)も1種類に絞ると、チャートが劇的に見やすくなります。

インジケーターの追加・削除方法(MT4/MT5)

– 追加:
– ナビゲーターウィンドウ →「インディケータ」からドラッグ&ドロップ
– 削除:
– チャート上で右クリック →「表示中のインディケータ」→不要なものを選んで「削除」

5. ベストな設定を「テンプレート保存」する

毎回設定し直すのは時間のムダ

色、時間足、インジケーターを自分好みに整えたら、
必ずテンプレートとして保存しておきましょう。

テンプレートを使えば、新しいチャートを開いたときも、
ワンクリックで同じ見やすさを再現できます。

テンプレート保存の手順(MT4/MT5)

1. すでに設定を整えたチャートを選ぶ
2. チャート上で右クリック →「定型チャート」→「定型として保存」
3. わかりやすい名前をつける(例:`XM_basic_black`、`daytrade_white` など)

テンプレートの適用

1. 新しくチャートを開く(通貨ペア・CFDなど)
2. チャート上で右クリック →「定型チャート」
3. 先ほど保存したテンプレート名を選択

テンプレートを複数用意しておき、

– 「トレンドフォロー用」
– 「レンジ確認用」
– 「長期分析用」

などと使い分けるのもおすすめです。

6. 複数チャートのレイアウトを整理する

通貨ペアや時間足を並べて表示する

XMのMT4/MT5では、複数のチャートを同時に表示できます。
これを使って、

– 同じ通貨ペアの「異なる時間足」を並べる
– 似た動きをする「複数通貨ペア」を一覧表示する

といった使い方をすると、相場の全体像がつかみやすくなります。

ウィンドウ整理の基本操作

– メニュー「ウィンドウ」→「ウィンドウを整列」:
すべてのチャートをきれいに並べてくれる機能
– 必要ないチャートは×ボタンで閉じる
– よく見るチャートは「最大化」しておき、他は最小化しておく

チャートを4分割(2×2)くらいに抑えると、
1つ1つが小さくなりすぎず、見やすさを維持できます。

7. スマホ版XMチャートを見やすくするコツ

PCほど細かくカスタマイズはできませんが、スマホ版でも以下の工夫でぐっと見やすくなります。

背景色・ローソク足の色

– MT4/MT5アプリの「設定」→「チャート」からカラーを変更
– 黒背景+赤/青ローソク or 白背景+赤/青ローソクなど、コントラストをハッキリ

不要なオブジェクトを消す

– 以前に引いたラインやフィボナッチが残りっぱなしだと視認性が落ちます。
– 「オブジェクト」一覧から不要なものを定期的に削除

インジケーターは1~2種類まで

– スマホは画面が小さいため、インジを詰め込みすぎるとローソク足自体が見えなくなります。
– トレンド系1種類+オシレーター系1種類までに絞るのが無難です。

8. 見やすいXMチャートに共通する「3つの条件」

最後に、どのスタイルのトレーダーにも共通する「良いチャート」の条件をまとめておきます。

1. 一目で「上か下か」がわかる
– ローソク足の色・トレンドライン・移動平均線で、方向性がすぐに把握できる

2. 余計な情報がない
– インジケーターは役割ごとに厳選され、被っている情報が少ない
– グリッドや使っていないオブジェクトが整理されている

3. 自分のルールが反映されている
– エントリー条件・決済条件が、チャート上で「視覚的に」確認できる
– どのライン・インジがどんな意味を持つのか、自分で説明できる

これらを満たしているチャートは、見やすいだけでなく、
感情に流されにくいトレードにもつながります。

まとめ:XMチャート設定は「シンプル+一貫性」が鍵

この記事で解説してきたポイントをまとめると、

– チャートタイプはローソク足を基本に
– 背景色とローソク足の色をシンプルに統一
– グリッドは原則OFF、必要なときだけON
– 時間足はスタイルに合わせて2~3種類に絞る
– インジケーターは役割ごとに最小限
– ベスト設定はテンプレート保存して再利用
– 複数チャートを整列して全体像を把握
– スマホ版でも「少なめ・シンプル」を徹底

という流れになります。

XMのチャートは、一度しっかり自分仕様に整えてしまえば、
その後の分析やトレード判断が驚くほどスムーズになります。

まだ「デフォルトのまま使っている」「毎回設定がバラバラ」という場合は、
この記事を参考に、自分にとっての「見やすいXMチャート」を作るところから始めてみてください。

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